ビジネスにおける米国ハワイ州の魅力
こんにちは!
シナプス経営代表の齋藤です。
8月末にパートナー企業訪問と相続対策を行っているクライアントへの中間報告でハワイへ行ってきました。
ハワイはなんと38年ぶりの訪問!!
当時の為替レートは、確か…えーっと…230円くらいでしたので、今では信じられない相場ですよね💦プラザ合意で翌年から大きく円高になるのですが…
ハワイは当時からどれだけ変化しているかとワクワクしながら訪問してきました(^^;
1. ホノルルでパートナー企業2社へ訪問
(1)海外生命保険を活用した相続・事業承継対策を提供するALIS
1件目は以前もブログでご紹介したALIS社です。今回は私の方からご訪問させていただきました。
① ALISの概要
ALIS(American Life Insurance Services)は、ハワイ州に拠点を置き、海外生命保険を通じた相続・事業承継対策を専門に提供しています。以前、シナプス経営のオフィスにもお越しいただいております。ALISは、米国の豊富な保険商品を駆使し、クライアントのニーズに応じた柔軟で戦略的なプランニングを行っています。
② 海外保険の魅力
海外生命保険は、保険契約者に多くの利点を提供します。特に、米国の保険市場では、高額な死亡保険金や資産保護が可能な商品が揃っており、相続税対策や事業承継において非常に有効です。また、米国の保険商品は、法的な保護や長期的な安定性が高く評価されています。
③ 相続・事業承継での活用
相続や事業承継における海外生命保険の活用方法には、以下のようなメリットがあります。
- 相続税の軽減:高額な死亡保険金により、相続税の負担を軽減することができます。
- 資産保護:保険金が相続人や受取人に確実に支払われるため、資産の流出を防げます。
- 事業承継の円滑化:事業承継の際に、保険金を用いて事業資金を確保することで、スムーズな移行が可能です。
当日は創業者のジョン会長もお会いでき、楽しいひと時でした。
CEOのドリュー社長、そしてエグゼクティブアシスタントの藤島さんへ弊社のクライアントの件でご相談してあっという間に時間が経ち辞去。立派なビルと会議室の窓から見える景色(もちろん海!)も大変きれいで本当は記念写真を撮ってくれば良かったのですが、思いのほか話が長引き、撮影を忘れてしまいました!
CFOのグラハムに会えなかったのも残念ですが、次回CEOのドリュー社長が日本に2か月ほど滞在するようです。その際にまたご一緒できればと考えています。写真を撮り忘れたので、ホームページのドリュー社長の写真です(実物よりも、よく撮れてるかも^^;)
(2)ハワイのキャプティブ設立・マネジメント会社のアラカイ・グローバル
2件目はハワイでキャプティブ設立及びマネジメントを手掛けているアラカイグローバル社です。社長は米国公認会計士(米国CPA)でもある三澤社長、この会社と別に、アラカイ・ファイナンスという会計事務所も経営されています。
アラカイグローバルの概要
アラカイ グローバルは、ハワイ州におけるキャプティブ保険の設立・マネジメントを専門とする企業です。詳細についてはこちらをご覧ください。アラカイ グローバルは、企業のリスクマネジメントを最適化するためのカスタマイズされた保険ソリューションを提供しています。
キャプティブ保険とは何か
キャプティブ保険とは、自社のリスクを自社で保険する形態の保険です。企業が自ら保険会社を設立し、その会社を通じてリスクを管理することで、保険料の削減やリスク管理の強化が可能になります。キャプティブ保険の主な利点には、コスト削減、リスク管理の向上、保険商品のカスタマイズが含まれます。
日本企業におけるキャプティブの活用
日本企業がキャプティブ保険を活用することで、以下のようなメリットがあります。
- コスト削減: 保険料を自社で管理することにより、外部保険会社との取引に比べてコストを削減できます。
- リスク管理の最適化:自社のリスクに合わせた保険商品を設計できるため、リスク管理がより効率的になります。
- 資金の効率的運用:保険料を自社で運用することで、資金の効率的な管理が可能です。
この三澤さんは、私が社会に出たての頃お世話になった会計事務所(三澤公認会計士事務所)の所長のご子息。当時はお子さん(当たり前ですね^^;)で、こうしてハワイでビジネスの話ができるとは夢にも思いませんでした。
アラカイグローバルのビルもとても立派できれいなオフィスでした。ここも話が弾んで写真を撮り忘れ…その後昼食に出かけて帰りがけにイオラニ宮殿前でようやく(いまごろ)スナップショット!三澤さん、現地の方に見えますが日本人です(^^; 馴染んでますよね。
日本でキャプティブ保険について取り組んで行きたいと思ったのと、グローバルで相談できる会計事務所ができたというのはとてもうれしいことでした。
2. ハワイ州の概要と経済規模、ビジネス環境
視点を変えて、ハワイ州でのビジネス展開について考えたいと思います。
ハワイ州は、アメリカ合衆国の中でも特に注目されるビジネス環境を提供しています。州都であるホノルルは、金融、観光、貿易など多様な業界が集積する中心地です。また、地理的に米国における戦略上重要な拠点であるため大きな米軍基地があります。
ハワイの経済規模は人口60万人程度と比較的小さいものの、政府や行政機関を主体に建設工事も多く、ここに観光業やサービス業が主要な産業となって安定した経済成長を見せています。アジア太平洋地域へのアクセスの良さも、ビジネス展開において大きな魅力となっています。
3. 日本企業がビジネス展開をする魅力とは
ハワイ州でビジネスを展開する魅力には以下の点が挙げられます。
- 地理的な利点: アジアとアメリカ本土の中間に位置し、貿易や投資のハブとして機能しています。
- 税制の優遇措置: 一部のビジネス活動に対して、州税の優遇措置やインセンティブが提供されています。
- 安定したビジネス環境: 政治的な安定性や法的な整備が整っており、ビジネス運営がしやすい環境です。
ハワイ州だけの人口や経済規模だけではビジネスの魅力は限定的な側面がありますが、ハワイを起点にした米国本土を初めとしたグローバル展開の足掛かりや、ハワイ州ならではのビジネス環境(先ほどのキャプティブ保険会社を設立できるなど)を活かした事業展開など、様々な魅力がある場所を思います。
4. ハワイ州でのビジネス展開で注意すべき点
ただし、ハワイ州でビジネスを展開する際には、以下の点に注意が必要です。
- 高い生活費と賃金: ハワイの生活費や賃金水準は比較的高いため、コスト管理が重要です。
- 地元の規制や法律: ハワイ州には独自の規制や法律があり、これに従う必要があります。特に環境規制や労働法に関する理解が求められます。
- 物流の課題: 島嶼地域であるため、物流や供給チェーンに関する課題が発生する可能性があります。
これらの注意点も含めて、海外への事業展開を検討したいものです。
ハワイを起点にした事業展開にご興味のある方は、ぜひ、ご相談ください。パートナー企業と共にサポートさせていただきます。
最後の夜はホテルの裏にあったgoofy(グーフィー)というお店でロコモコ(現地の人は、コロモーコ!って言ってました)を食べてハワイ終了。美味しかったです。
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