演劇「コーヒーが冷めないうちに」から学ぶ、経営と自己変革のヒント

演劇「コーヒーが冷めないうちに」から学ぶ、経営と自己変革のヒント

先日、弊社のメンバーである阿達さんが出演された「コーヒーが冷めないうちに」という演劇を観てきました!とても素晴らしい舞台でしたので、少しそのレビューをしながら、企業経営に学ぶことを振り返ってみたいと思います(ネタバレしないように^^;)。

この「コーヒーが冷めないうちに」という演劇ですが、脚本・演出は川口俊和さんという方で、何でも2011年に学生の演劇用に書かれた脚本が元だそうです。当時、何度か講演するうちに「小説にしてみないか」と声をかけられて書籍化、大ベストセラーとなりました。加えて、2018年には映画化もされ、有村架純さんが主演を務めたことをご記憶の方もいらっしゃるかもしれません。

今では世界43言語に翻訳され、累計500万部を突破する大ヒット作となり、ハリウッド映画化も決定しているとのこと。今回の舞台は、その川口俊和さんが脚本・演出を手掛けた久々の演劇作品です。川口さんによると、書籍や映像作品は形に残るものですが、演劇は記憶にしか残らないという特別な体験。そんな作品に弊社メンバーが出演していることは、とても誇らしく感じます!

今回の劇場は、大塚駅近くの萬劇場。初演もこの劇場で行われたそうで、小劇場ながら味わい深い雰囲気がありました。物語は全部で4部作に分かれており、喫茶店を舞台にした設定です。この喫茶店では、コーヒーが冷めるまでの間だけ過去に戻ることができるという不思議なルールがあります。過去に戻っても未来を変えることはできないのですが、当時の自分の行動や言葉を見直し、後悔を乗り越えることで、未来に向けて前向きな気持ちを取り戻すというテーマが描かれています。

4つのエピソードはどれも感動的で、思わず涙腺が緩む場面が多々ありました(いい歳なので、涙を拭うのが大変でした^^;)。内容を詳しく語るとネタバレになってしまうので、気になる方は小説やAmazonプライムビデオでぜひチェックしてみてください!

さて、この作品から経営に学べる点について考えてみたいと思います。

「過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる」という言葉があります。
この演劇はまさにそのメッセージを体現しているように感じました。


経営においても、過去の失敗や他者の行動に執着するのではなく、自分自身がどのように変わりたいか、そして組織としてどんな未来を目指すべきかを考えることが大切です。

現実世界では過去に戻ることはできませんし、無理やり他人を変えることもできません。しかし、自分自身が未来に向けて努力を続けていけば、その姿勢に共感し、ともに成長していける仲間が現れるものです。後悔しないように生きるのではなく、後悔を糧にして新たな未来を描き続けること。それが、経営者としても、個人としても成長の鍵になるのではないでしょうか。

今回は演劇に学ぶ経営と自己革新のポイントについてのお話でした。

普段とは違う空間に身を置くと、自分自身を見つめ直す貴重な時間を持てますね!

ご興味あれば、ぜひ劇場へも足を運んでみてください!

コーヒーが冷めないうちに
コーヒーが冷めないうちに
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